[記者会見の場で引退を決めた経緯などを語った大久保]
宇都宮ブリッツェンの大久保陣が、今季限りでの現役引退を発表。本日、栃木県庁で記者会見が行われた。
会見で大久保は、次のように引退を決意するに至った経緯を語った。
「皆様、こんにちは。本日はお忙しいなかお集まりいただき、ありがとうございます。先ほど柿沼社長からもありました通り、今シーズン限りで現役生活を終えることを決意しました。宇都宮ブリッツェンで選手を辞めるということを決めていて、今年チームに戻ることができたのですが、来季に向けての話し合いの中で“来季は契約できない”ということでした。自分の中では宇都宮ブリッツェンで辞めることを決めていましたし、それが一番幸せなことだとも思っていましたので、ここで終えさせてもらうことにしました」
普段、顔を合わせた時の会話や、少し前にあらたまってインタビューした時に聞いていた話からすると、大久保がまだまだ走る気でいたのは間違いない。
しかし、チームの財政面がそれを許してくれなかったというのが、正直なところだ。
「残りレースで1勝して、別に2勝でもいいんですけど(笑)、格好よく辞めたい」と質疑応答の最後を締めくくった大久保。
彼のラストランをしっかりと目に焼き付けて欲しい。
読者コメント