12月6日(日)に、宇都宮ブリッツェンの2020シーズンエンドパーティーが開催された。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、例年とは異なる形での進行となったパーティーだったが、来場いただいたファン・サポーターの皆さんはその中でも楽しんでいる様子が伺えた。
パーティーの終盤、今シーズンでチームを離れる選手たちが挨拶をする、例年同様の場面があった。毎年涙を誘うこの場面、今年は鈴木譲の涙が印象に残った。
パーティー後、本人に「泣かせるなよ!」と冗談で言ったのだが、「途中から会場の皆さんの顔が見られなくなって、小森さんの顔見て必死に堪えてました」と倍返しをもらうことになった。
パーティー後にそんなやり取りはあったが、個人的に鈴木譲の涙の理由は分かっているつもりだ。
チームミヤタ、愛三工業レーシングチーム、シマノレーシングと強豪チームを渡り歩いてきた鈴木譲にとって、2014年に加入した宇都宮ブリッツェンは自身初となる地域密着型のチームだった。
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