明日22日(日)に開催される2020-2021シーズンのJCXナショナルシリーズ第5戦、関西シクロクロスマキノ(UCI-C2)。
全日本選手権を1週間後に控え、各選手が自身とライバル選手のコンディションの最終確認の場になるであろう今レースには、その全日本選手権で優勝争いに絡むであろう選手たちが軒並み出場予定だ。
ここまで東日本開催のレースに出場してきた宇都宮ブリッツェンの小坂光も、横山航太(シマノレーシング)や竹之内悠(ToyoFrame)といった関西勢や、MTBメインで活動してきた沢田時(チームブリヂストンサイクリング)などとは今シーズン初顔合わせになる。
明日の会場となるマキノ高原のコースは、昨年から若干レイアウトに変更が加えられ、特徴的だったキャンバーなどが姿を消した。変わってゲレンデの傾斜を利用した上り下りが増え、より地脚とパワーが求められるコースになった印象を受けている。
ここまでのJCXナショナルシリーズ第1戦と第2戦でともに3位というリザルトだった小坂は、8月下旬のバンクリーグでの落車の影響でその後3週間バイクに乗れない時期があったこともあり、バイクに乗れるようになってから急ピッチでコンディションを上げようとしてきた。
そのため、特に第2戦の時には急ピッチで追い込んできた疲労が色濃く出て、精彩を欠いた走りになってしまっていた。
その後、一旦疲労を抜いたうえで再びしっかりと追い込んだ現時点のコンディションは、かなり良いと自信を見せる。全日本選手権に向けて明日のレースで自身が納得できる走り、そしてライバルたちに強さを印象付ける走りができるかに注目だ。
読者コメント